他人の興奮
7月24日、渋谷のStar lougeのKahn&Neekのイベントで写真を撮りました。
この部屋全体が呼吸と鼓動をしているように空気が震えている。
私は耳が少し悪いから、あのロッカールームみたいなスピーカーの真ん前にいくと、ちょっと耳が痛い。
酸欠気味の赤い箱からふらふらとハンズ前に出てくると、ケバブを食べながらゴロゴロしてる男の子たちがいて、この箱の中と街が繋がっていることにちょっと感激する。
明るいところでみると(まあそれも薄暗い路上だけど)
みんなこんな格好してたんだな、そんな表情してたのか
いつもずっとこのままで終わりたくないけど
終わって家に帰ると死ぬほど安心するな
身体がぴったり布団に吸い付く。
いつもの布団が雲みたいに気持ちいいから
この安堵のために夜中出かけてるんじゃないかと毎度思うな
やりたいことは沢山あるけど、今はとりあえず欲望のままに寝てしまおう。
他人の興奮を自分も味わいたいという欲望がいつも心にあります。
ほとんど毎週末夜中都心に出かけるようになってかれこれ1年少し。
駅や道にゲリラ的に展示がしたいと思って、ストリートに興味を持ちました。
そこにいる人たちに触れて話したいと願ってたら良い人に巡り合えて、いつの間にか1年経ったなー
1年の間の、ほんの一部の話だけど、グラフィティのことが少しわかるようになって、街の見え方が変わった。一見汚い街に喜びと楽しみがある、密かな。
少し上を見る、下も見る、横もみる
自分だったらどうするか、知らない人の気持ちになる
前より深刻に美術に対しての疑問が生まれて、疑問があるから解きたくなるけど
まだ知らぬ感覚を増やしてくれること、ものの見方を変えてくれるものが基本的にはアートの本質だろうと感じます。
他人の興味に興味が湧く感じは、共感とはまた違う感覚で、同じ仲間になれるわけじゃないんだけど、ある人が言っていたように、常にストレンジャーであり続けるのが自分らしいのかもなと思います。
また今週末どこかで!
hana